運動が好きになることは、
生涯の幸せへの投資

現代の子どもたちは運動の機会が減り、特にマニラでは安全面の不安から、自由に体を動かせる環境が限られています。しかし、幼少期に体を動かすことは、心の安定や学習力の向上、健やかな体づくりに欠かせません。運動を好きになることは、生涯の幸福につながる、掛け替えのない投資です。

運動が好きになることを大切に

幼少期の子どもたちは、手足の長さや筋肉の発達に個人差が大きく見られます。
そのため、「跳び箱が飛べるようになる」「逆立ちができるようになる」といった特定の目標を一律に求めるのではなく、まずは運動そのものを好きになることを大切にしています。一人ひとりの発達に合わせて、楽しく体を動かせる環境を整えること。
それこそが、これからの幼児教育に求められる姿だと考えています。

運動は「学びの土台」を育てる

2024年パリオリンピックでは、スタンフォード大学の出身者が金メダル12個・銀メダル14個・銅メダル13個、合計39個のメダルを獲得しました。この実績は、運動で活躍する人とアカデミックの世界で成果を上げる人との間に深い関係があると言われています。体を動かす習慣は、学力や自己管理能力、レジリエンス(逆境を乗り越える力)といった、長期的な成長を支える力を育みます。

幼児期の運動は、脳と神経系の発達を支える

運動には、体を鍛えるだけでなく、脳の発達を促す大きな力があります。特に幼児期は、神経回路が急速に発達し、脳から体への指令がスムーズに伝わるようになる大切な時期です。この時期に体を動かすことで、集中力や感情のコントロール力も養われていきます。
実際に、運動によって分泌されるドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質は、意欲の向上や情緒の安定にも深く関わっています。

毎日が運動教室 ― 心の成長にもつながる

文部科学省やWHOでは、幼児に対して「1日60分以上の多様な運動」を推奨しています。しかし、こうした環境や専門的な運動指導を家庭で継続して行うのは、現実的に難しいのが現状です。ウィズこども園では、毎日60分間、子どもたちがのびのびと体を動かせる時間を設けています。
運動を楽しいと感じ、自ら進んで体を動かせるよう、専門スタッフが年齢や発達に応じたプログラムを設計。心も体も育つ、安心で豊かな運動体験を大切にしています。